2010年 11月 21日
ジンボリー
というお母さんたちのお話をきいても
―なんじゃそりゃ。
という状態の私でした。
それらは、いわばこどものためのジム。
先生たちがいて、クラスをリードしてくれるシステムになっているそうです。
中には音楽のクラスやアートのクラスもあるとか。
「早期教育」や「エリート」といった言葉がふと脳裏をよぎったりして、特に興味をもっていなかったのですが、このたび、友達がさりげなく誘い出したのをきっかけに、スクンビットソイ49にある「GYMBOREE」にトライアルとして参加することになりました。
クラスの30分ほど前に到着。
大人は靴下着用が義務付けられています。(知らずにはだしで登場した私。25バーツで受付で購入。)
入ったとたん、ハル、目の色を変えて興奮しはじめました。
子どもの感覚を刺激する装置がそこここにちりばめられています。
「HARU」という名前を背中にはってもらって、いざクラスの行われる大きな部屋へ。
広い。
何かのスイッチが入ったのか、ハルは今までみたこともないような速さでハイハイをはじめました。
向かった先は、ここ。斜面は初挑戦ですが、勢いよく登り始めました。
「あといっぽで頂上」というところで―
突然引き返しました。
(もしや、人生も「あと一歩」というところであきらめるタイプなのか!?)
と、一瞬思いましたが、すべり台に人生を投影するというのもどうかと思ったので、やめました。
誘ってくれた友達の子、あゆみちゃん(10ヶ月)もやってきました。毎週通っているらしく、自信満々の様子。
ハルも後ろからおいかけます。
今度は、頂上まで行くことができました。おめでとう。
13時からのクラス。進行は英語とタイ語で行われます。
「ハンロー、エッブリワーン!」
と「おかあさんといっしょ」的テンションで進んでいくのですが、驚いたのが先生たちの美声と、英語の発音の美しさ、そして進行の徹底的なリズムのよさ。
ちょうどディズニーランドに行ったときのような、エンターテイメントに対する受身のわくわく感に似ていました。
すっかりとりこになったのは、ハルではなく私の方でした。
例えるなら
「ミッキーマウスって言ってもさあ、しょせん着ぐるみだしねえ。」
なんて言ってたくせに、シンデラレ城の前でディズニーの仲間たちと記念写真を撮って、「イエーイ」などと言って喜んでいる人のような心地でした。
―バランス感覚を鍛えたり、冒険心を煽ったりすることも目的のようです。
最後の方で先生たちが吹くたくさんのシャボン玉に、心躍らせていたのは、完全に私の方でした。
いやー、楽しかった。(私が)
ところが問題がひとつ。
一回ずつ参加費を払ってという参加方法はなく、大人の会員制ジムと同じように、高めな会員費たるものが発生するという仕組みになっています。
回数が多いチケットを買えば会員費は免除ですが、その回数というのも96回とか、そういう回数。悩みます。
きちんと子育て計画をしている友達は、2歳になったら幼稚園にいれることが決まっていて、それまでここに通うことを考え、回数と期間の計算をした上で購入したとのこと。
先の計画はおろか、もっぱら飽き性の私は、将来の予測を立てる自信がまったくないので、ちょっと考え中。
「ひとまず来週あたり、また別のGYMBOREEの無料トライアルに参加してみるのはどうだろう。いやまてよ、バンコクおよび近郊に計11店舗もあるので、内緒で全部の無料トライアルに参加したらどうかしら」
などと、悪どいアイデアばかり浮かんできます。
それにしても、生き生きしている子どもの姿を見るのは、最高に幸せだなあと思いました。
子どもと母親はそれなりに連動していて、子どもが痛ければ親も痛い、子どもが楽しければ親も楽しい、子どもが開放感を得ていたら親も清々しい、という気がしてなりません。(そのため予防注射はとても苦しいです。)
とてもいい体験をした今日でした。
by babytime
| 2010-11-21 18:52
| おともだち